経師として生業を立てていた大入百太郎が、昭和26(1951)年、大入商店として開業。その後、長男大入達男も経師として父に従事し、典籍や文書の仕立、修復を行う。また、保存容器やレプリカ作製等も手掛けていく。 |
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昭和62年 |
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大入達男が代表取締役となり、株式会社大入を設立。 この頃より、全国の大学図書館・博物館・資料館等の修復・保存業務に本格的に携わるようになり、後に重要文化財の修復をも手掛けるようになる。同時に洋書修復の業務を展開。 |
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平成8年 |
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発見された『奥の細道』原本分析の為、解本・仕立に参加。国宝『上杉家文書』の保存容器を作製。 |
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平成11年 |
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重要文化財『三千院典籍文書』の保存容器を作製。 |
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平成13年 |
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国宝『東寺百合文書』の保存容器を作製。 |
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平成14年 |
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京都市中京区に社屋を移転。新社屋を構える。サンプルカッターを導入。 |
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平成17年 |
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万年時計復元・複製プロジェクトに参加。外装部複製に携わる。 |
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※『正倉院文書』巻子レプリカ作製(仕立)は、昭和55(1980)年より現在継続中。 |